おしゃれな人はバッグもスマート。愛用バッグ&中身を抜き打ち調査!

「スマート・リッチ」なファッションライフを実現しているおしゃれプロたち。彼女たちのお眼鏡にかなった、好条件のバッグはいかに? そして、選び抜かれた一軍の携帯品も併せてチェック。

■相棒バッグを教えてください。
セリーヌ」のショルダーバッグ。 ハンズフリーで持ち運びやすい! 半円を描くシルエットもキュート。同ブランドの名刺入れも一目瞭然の蛇腹デザイン。カードの仕分けにかなり便利! 

■バッグの中身を教えてください。
財布(セリーヌ)、名刺入れ(セリーヌ)、口紅・マキシマイザー(サンローラン)、グロスディオール)、香水(バレード)、キーリング( エンダースキーマー)、ビタミン剤(リプライセル)、リング(BYOKA)、メガネ(金子眼鏡店)

■次に狙っている「スマート・リッチ」なバッグを教えてください。
セリーヌ」の“クラシック ボックス”。洗練されたシンプルデザインが魅力。

■相棒バッグを教えてください。
「パコ ラバンヌ」のバケツ形バッグ。コンパクトながら大容量のバケツ形バッグを多く持っていますが、このバッグは柔らかいレザーとキャンバスのコンビがコーディネートしやすく大活躍。荷物を最小限にするとき、お財布として代用できる名刺入れもマストアイテム。

伊眼鏡企業サフィロの18年度は赤字縮小 20年度に売上高12億ユーロを目指す

ディオール(DIOR)」「フェンディ(FENDI)」「ジバンシィGIVENCHY)」などの眼鏡ライセンスを手掛けるイタリアの大手眼鏡企業サフィロ(SAFILO)の2018年12月期は、売上高が前期比7.0%減の9億6200万ユーロ(約1193億円)、純損失は前期の2億5100万ユーロ(約311億円)から3200万ユーロ(約40億円)に改善した。「セリーヌ(CELINE)」のライセンス契約が終了したことが影響し、卸事業の売り上げは同4.9%減となったが、コスト削減が純損失減に貢献した。

アンジェロ・トロッキア(Angelo Trocchia)=サフィロ最高経営責任者は、「厳しい期だったが、予定通りの結果」と評価している。成果として挙げたのが、1億5000万ユーロ(約186億円)の増資、日本など重要市場の現地法人役員の刷新、「ミッソーニ(MISSONI)」や「リーバイスLEVI’S)」を獲得したライセンスブランドの再編などだ。

しかし、主軸であるブランドビジネスの行方は不透明で、売り上げ構成比率の10~12%を占めると見られる「ディオール」とのライセンス契約は2020年に期間満了となるが、更新するかは現在のところ未定という。今後も新勢力のティリオス(THELIOS)やケリング アイウエア(KERING EYEWEAR)の影響を受けそうだ。一方、売り上げ全体の約27%を占める3つの主要ハウスブランド「スミス(SMITH)」「カレラ(CARRERA)」「ポラロイド(POLAROID)」を強化する方針だ。

7000万ユーロ(約87億円)のコスト削減を目標とし、2020年に売上高12億ユーロ(約1500億円)を目指している。

ラグジュアリーブランドのバッグを自分らしくカスタマイズ!

【1】フェンディのストラップ
チャームやストラップで、イニシャルで。大好きなブランドのバッグに自分らしい遊び心をトッピングしてみては?

カスタマイズブームの先駆けともいえる「フェンディ」のストラップ。レザースタッズやロゴなど、多様な素材とデザインからお気に入りを見つけて。

(上)ピンクと白のレザースタッズがついたストラップをプラス。「モン トレゾール」バッグ(23×17×15)¥210,000・「ミニ ストラップ ユー」ストラップ¥72,000・(下)エンボス加工でロゴを刻印。ブルーとベージュの配色も可愛い。「モン トレゾール」バッグ(23×17×15、ショルダーストラップつき)¥319,000・「ストラップ ユー」ストラップ¥127,000/フェンディ ジャパン(フェンディ)

【2】ディオールのキャンバス素材ストラップ
伝統的なジャカード織にメダリオンをつけたボヘミアンムードなストラップや、ライン使いがスポーティなストラップで、バッグがモードな表情に!

(ストラップ右)片面はブランドロゴで片面は絵柄、二面性が楽しい。ストラップ¥115,000・(ストラップ左)フリンジとアンティーク調のメダリオンがドラマティック。ストラップ¥220,000/クリスチャン ディオールディオール
(バッグにつけたストラップ)ライン使いがスポーティなジャカード織ストラップをオン。「LADY DIOR」バッグ(25×32×11、バッグと同素材のショルダーストラップつき)¥540,000・ストラップ¥115,000/クリスチャン ディオールディオール

【3】プラダのロボットチャーム
「それどこの?」と聞かれること間違いなし! 電子部品で工作したような、おとぼけ顔のロボットがキュートなチャームをシンプルなトートにつけて。

チャームの一部にバッグと同じ上質な「サフィアーノ」レザーを使用。バッグ(19.5×28×12)¥255,000・ピンクロボットチャーム¥51,000・ピンクロゴチャーム ¥36,000・グリーンロボットチャーム¥51,000(すべて予定価格)/プラダ クライアントサービス(プラダ

【4】グッチのイニシャルカスタマイズ
大きめなGGパターンのトートバッグの両面、または片面に、好きなアルファベットを入れられる。イニシャルは4 種類の素材・16パターンから選べる。オンラインで仕上がりイメージを見ながらカスタマイズできるのも嬉しい。

こちらのイニシャルはクリスタルつきのフェルト素材。「『ABCDEFGUCCI』 オフィディア トートバッグ」(43×41×5.5)¥259,000~393,000/グッチ ジャパン(グッチ)

ジュゼッペ・ザノッティの新作カプセルコレクション、"スター"がモチーフのヒールやサンダル

ジュゼッペ・ザノッティ(GIUSEPPE ZANOTTI)より新作カプセルコレクション「Starry night」が登場する。
「Starry night」のモチーフとなるのは、その名に冠する通り"スター"。それぞれのアイテムに施されるメタルスターと、ブランドの持つラグジュアリーさが絶妙にマッチしたコレクションに仕上がった。
コレクションは、ブランドのアイコン的アイテムであるシューズを中心にラインナップ。中でも"ANYA STAR"は光沢感のあるミラーシルバーのレザーを使用したリュクスな雰囲気の一足。星座のように装飾された様々な大きさのスターモチーフは、コレクションのテーマを表現するとともに、デザインのアクセントとなり存在感を発揮する。
また、コレクションの中から、マルチカラーのスターが施されたヒールサンダル、フラットサンダルの"SNEAKER SINGLEG"は、2018年2月28日(水)から3月6日にかけて伊勢丹新宿店で開催される期間限定ショップにて先行発売。是非店頭に足を運んで、最新アイテムをチェックしてみて。

ブルガリブランドの総帥が語る、発展の青写真とコアバリュー

ブルガリアウローラアワード2018」のために来日したブルガリ・グループCEOのジャン-クリストフ・ババン。日本でアワードを開催する理由と、多角化する事業の展望を聞いた。

昨年12月12日、ブルガリジャパンの主催で、いま最も輝く女性たちとその取り組みを讃えるためのイベントとして開催された「ブルガリアウローラアワード2018」。3年目となる今回は、女優の杏や建築家の妹島和世ら10組20人の受賞者と推薦者がゴールデンカーペットを歩いた。

授賞式のために来日したジャン-クリストフ・ババンは、アワードの意義を次のように話す。

「ローマ発祥のハイジュエラーとして始まったブルガリにとって、受賞者のような知性あふれる女性たちこそはインスピレーションの源であり、またともに世の中をより美しく輝かせるためのパートナーであると考えます。またアワードを日本で開催するのは、日本が我々にとっては事業面においても、また先述したようにインスピレーションの面においても特別な国であるからです」

1884年にローマで創業して以来、ブルガリはイタリアならではの「ドルチェ・ヴィータ」──生活美学を身上とする独自の世界観のもとに、香水、時計、ブライダル、レストランなどライフスタイル全般をカバーする9つのカテゴリーをもつに至っている。

「カテゴリーが増え、扱う製品やサービスが増えても、哲学は変わりません。憧れの対象でありながらも手が届く、イタリアンクオリティのブランドというアイデンティティを大切に、これからも新たなチャレンジを厭いません」
 
実際の製品に目を向けてみると、例えば新しいジュエリーコレクションの「フィオレヴァー」は、ローマで愛されてきた4枚の花びらをモチーフにもつ。また日本限定で桜色をまとって登場する時計の「ルチェア」も、ラテン語で光を意味するルチェアがインスピレーションの源となっている。

「我々はローマの文化を伝えるアンバサダーとして、これからも日本の皆さんに愛されるブランドを目指していきたいと思います」

ジャン-クリストフ・ババン◎1959年、フランス生まれ。HECでMBA取得後、フランス海軍に入隊。兵役後、プロクター・アンド・ギャンブルボストンコンサルティンググループ、ヘンケル、タグ・ホイヤーなどでの要職を経て、ブルガリ・グループをさらなる躍進へと導いている。

ネオンカラーやギラギラ輝くシルバーがトレンドに浮上

イタリアは、ラグジュアリー・ブランドのバッグやシューズの生産地として知られている。そんな国で行われるミラノ・ファッション・ウイーク期間中には毎シーズン、多くのアクセサリーブランドが趣向を凝らしたプレゼンテーションで新作を発表する。2019年春夏のミラノでは、PVCやネオプレン、ラフィア、ニットジャカードなどレザー以外の幅広い素材使いや、ウエアにも多く見られたネオンカラー、ギラギラ輝くシルバーがトレンドに浮上。カジュアルでスポーティーな表現が目立った。その一方で、透明なクリスタルの装飾やヒールの細いサンダルなどフェミニンなデザインも復活の兆しあり。2回に分けて、注目ブランドの新作を速報する。今回は、今季のカラーパレットを象徴するブランドとセンシュアルなスタイルを打ち出したブランドをお届け。

"SERGIO ROSSI"
セルジオ ロッシ(SERGIO ROSSI)」は17世紀初頭に建てられたアンブロジアーナ図書館でプレゼンテーションを開催した。ラウンジチェアでくつろぎながら読書をするモデルの足元にライトを当て、靴を見せるという演出がユニーク。中には、あくびをしたり、アイマスクをして寝ているモデルもいるのも面白い。そんなプレゼンでは、白を中心に、黒やシルバーにフォーカス。フリンジやクリスタルスタッズの装飾をポイントに、ミュールやスリングバックパンプス、サンダルからウエスタンブーツ、ニーハイブーツまで、センシュアルかつグラフィカルなアイテムを披露した。また、透明なPVCの上にクリスタルを乗せたり、バックストラップをヌードカラーにしたりと、足自体を際立たせる提案も目を引く。スクエアシェイプのかかとが特徴の “sr ミラノ”からは、新たにフラットシューズが登場する。

"SANTONI"
「サントーニ(SANTONI)」は“アウト・オブ・オフィス”をテーマにしたプレゼンテーションで、2019年春夏ウィメンズのシューズコレクションと、ウエアとシューズからなる“サントーニ エディッテド バイ マルコ・ザニーニ(SANTONI EDITED BY MARCO ZANINI)”を同時に発表。7つに分けられたスペースでそれぞれ異なるシーンを描き、アブストラクトな女性像を表現した。イントレチャート(編み込み)のサンダルやローファーなどクラシックなスタイルは、ネオンカラーやメタリックなシルバーを用いることでモダンな印象に。すっきりとしたデザインのレースアップショートブーツも、鮮やかなグリーンのスエードやネオンイエローのスムースレザーで提案する。一方、アースカラーの柔らかなクロコダイルで作るパンプスは、太めのバックストラップやスエードのリボンをポイントにした。

“レースワンピ” は 技ありデザインを選べ!

上品で愛らしいレースのワンピースは、着こなしを間違えると、古い印象になりがち。ディティールや素材に少しひねりのあるタイプを選ぶのが得策です。モード&アイキャッチィな小物で遊び心を加えてコーデして。

技あり素材で美シルエットをお約束! 白バラ×レースのエレなワンピ
ローズとレースという最高にエレな組み合わせのワンピは、伸縮自在のハイテク素材を使用。構築的なシルエットを叶えるだけでなく、座ってもシワにならず機能性も兼ね備えています。モノトーンのバッグ&シューズでモダンに仕上げて。

レース風カットワークが新鮮! 秋のオールホワイトスタイル
ガーリーでイノセントな印象を醸す白のワンピース。ニットのように起毛した生地で、優しくウォーミーな印象に仕上がります。ボリュームのある裾には足を細くきれいに見せる効果も! フィット感の高い白ブーツならホワイトコーデをすっきりと着こなせます。

淑女風レースワンピにスポーティテイストを加えて
胸元の透け感やスタンドカラーが美しい極薄レースのワンピ。スポーティな気分をプラスするラインを配し、クラシカルなデザインを今どきにアップデート。ファーを合わせれば秋から冬まで活躍するティースタイルの完成です。